足を延ばして―故宮博物院5

2018.09.11

儀式の装身具も数多く展示されています。モンゴル、ウイグル、チベット地区の民族の特別展も見られたのはラッキーでした。


有名な翡翠の白菜(翠玉白菜)と、肉の塊(肉形石)は3Fに展示されています。白菜は意外に小サイズ。翡翠は艶も透明度も高くて、白、黄緑、濃緑とそれぞれの色が綺麗に出ています。

肉形石はジャスパーを染色して、まさに鍋から出来立てを取り出して切ったかのような造形に仕上げたそう。これもまた石で作られたのではないかのような肉汁感です。


「わざわざ白菜やチャーシューを宝石で彫る意味があるのだろうか」
見る前は不遜にも思っていましたが、実際目にすると認識が改まりますね。
構図や石取り、色目の出し方などに驚かされます。
これらはかつて、宮廷の華麗な置物の一つだっそう。訪れた人がふと目にしたら、さぞかし和んだことでしょう。

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