ちょっと前ですが、これはとても良い展示でしたので書き残しておきます。
国立科学博物館で開催の「ビーズ」展。
大阪にある国立民族学博物館との共同開催です。
2017年に国立民族学博物館単独で開催した「つなぐ かざる みせる ビーズ」展が
とても素晴らしかったので
(http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/special/20170309beads/index)
共同開催する意義があるのだろうか、と少し疑いながら訪れましたが、
餅は餅屋ですねえ。
たとえば、「ピラルクのうろこ」をビーズにした壁飾り。壁飾りは民博の所蔵、ピラルクの標本は科博の所蔵、
というふうに。
お互いの強い部分を出し合って、いいコラボレーションでした。
ビーズのバッグは日本が誇る手細工の文化とも言えますね。
戦後の日本に広まって、残された見事な作品が、民博の「ビーズ展」の後に全国から寄せられたそうです。
(わたしも1つ、母譲りのビーズバッグを持っています)