ジュエリー歴史探偵【ちょっとより道】浮世絵の中の装身具「櫛に注目」(1)

2020.05.01

流行が分かる!浮世絵の中の装身具

浮世絵は当時のファッションセンスが分かるとっておきのテキストです。
着物や髪型、着こなしや所作など、今見てもサイコウに粋でお洒落でカッコイイ!
歌麿の美人画なんてとくにもうホレボレします。
レトロ装身具好きな方は、浮世絵を装身具目線で見てみるとまた違う面白さがあります。

時代で変わる、べっ甲の“斑”人気

たとえば、江戸時代の髪飾りの流行をチェケラウ。
江戸時代を通して大人気マテリアルだった「べっ甲」。江戸時代の中期はべっ甲独特の斑(ふ)=まだら模様が
あったほうがオシャレでした。
1770年(明和7)の浮世絵の櫛にもまだら模様が見えます。

(画像:「青楼美人合」明和7刊 鈴木春信)

ところが……つづきは次回に!

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